近所の社宅の住人が引っ越して行きました。
過去の社宅の住人たちも２～３年のサイクルで引っ越していったので、
今回もそうなんだなあとちょっと寂しくなりました。

今から3年ほど前の春、しばらく空家になっていたその社宅に一人の男の子が越してきました。
隣近所を一軒一軒挨拶に回っていたその子は、
春に大学を卒業したばかりですと言って、ニコニコ丁寧に挨拶をしてくれました。

街の暮らしと違って、田舎の一軒家の団地だから緊張しただろうなあ。
ちょうど班長をしていたので、困ったことがあったら何でも言ってね、
なんて話したものでした。

今まで不通に見かけたその子の車も、これからは見かけなくなるんだな、
と思うとなんだかとても寂しくなりました。
我が子と3歳位しか変わらないので、よけいに寂しく感じるのでしょうか。

「転勤？」と聞いたら
「アパートに引っ越します。時々この辺を走っているので、見かけたら手を振って下さい。」
とニコニコして言ってくれました。
優しいなあ(^^♪

社交辞令の言葉を真に受けて、
見かけたら手を振ってみようっと(^_-)-☆