11/19(金)
ほぼ皆既月食に近い部分月食の天体ショーが始まりました。
ニュースによるスケージュールが以下、
16:18、部分月食の始まり
16:27、月の出
18:02、食の最大
19:47、部分月食の終わり
日中はさわやかな空が広がり、夕方頃は見事な夕焼けが広がり、期待が高まっていました。
ただうっすらとした雲が広がりつつありました。
お山から顔を出すのは何時頃だろうかと、17時を過ぎた頃から家と庭を行ったり来たりしていました。
暗い中、空を気にしながらウロウロ。
完全に怪しい人になっていました。
「見えない!ダメか?」
と思った時、目の端にきらりと光るものを発見。
慌てたけれど、街頭の光と間違えたかな、と諦めて家の中に入りました。
しかし数分後、やっぱり気になりウロウロ外にでたときに、
我が家の裏にある家とその家の木々の隙間にお月様を発見したときは、一気にテンションが上がりました。
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17:38の一枚です。
ぼんやりしてますね。黒い部分は木の影です。
慌ててレンズを向けるけれど、木の影になったり、月を見失ったり、ピント合わせができなかったりで、なんとか見れるものが撮れたのは、17時半を回っていました。
どんどん月は上昇し、よく見える位置へ移動して空を眺めていると、お隣さんも出てきて楽しい天体観測会になりました。
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18:02 食の最大
19時頃までお隣さんとおしゃべりしながら眺めていたので、寒さも時間の長さも気にならなかったのですが、お隣さんが地区の会合があるからといなくなってからは、一気に寒さが押し寄せてきたのと同時に、時間の流れも遅くなりました。
いや~、寒かった!
それでも、家と庭を行ったり来たりしながら、食の終わりまで眺めていました。
なんというか、見ないとあとできっと後悔するだろう、という執念。
こういう時は頑張れます。
お月様も皆に見つめられて、お疲れさまでした。
部分月食後、画像をチェックしていたときの違和感。
食の最大のはずの18:02表示の画像の光る部分が、それより早い時間のものよりもふっくらしているように見える・・・。
ピントがうまく合っていないせいで、ぼんやり見えるからかなあ。
設定の違いによる色のせいで、ふくらんで見えるのかなあ。
しばらく悩みながら見比べること数十分。
まさか、カメラの方の時間が狂ってるとか?
ということで、カメラの時間が22分もズレていたことにようやく気が付きました。
つまり、17:40表記の画像が食の最大(18:02)でした。
いつから時間が狂っていたのだろうか。
一枚の時間を気にしながら撮ることなんで日常ではほとんどないので、
部分月食がなければ今後も気が付かなかったでしょう。
そうそう、実は18:09頃の動画も撮れたんですよ。
ただ、1分45秒経過したところで電池が切れました・・・。
慌てて予備の電池に交換しましたが、後半の部分月食撮影に備えて動画は撮りませんでした。
お月様の動画初体験でしたが、綺麗に撮れていたので満足です。
天体ショー、楽しいですね!
以上、ほぼ皆既月食に近い部分月食レポでした。
追伸
その昔、日食があった時のお話です。
当時天体ショーに興味が薄かった息子と私、
夫が眼鏡を用意するときにも反応が薄く、しかも眼鏡一つがお高くて、一つだけでいいよと言いました。
しかし、実際に日食が始まるとワクワク感が止まらず、眼鏡は取り合いになりました。
「だから聞いたじゃないか」と呆れる夫と、日食を楽しむ息子と私。
懐かしい思い出です。
今回月食を見ながらお隣さんとの会話の中で、
「子供の頃、黒い下敷きで見たよねー」
って盛り上がりました。
専用日食グラスを用意しましょう!