私が住む地域は比較的台風の影響が少ない場所だと思います。
そんな中での台風２４号通過中、中部電力管轄内で大停電が発生しました。
９月３０日に停電発生後から１０月４日にようやく復旧した地域もあったようで、本当に大変だったことと思います。

私の住む地区でも停電が起きました。
９月３０日の夜中に停電が起き、復旧したのが１０月２日午前１時位だったでしょうか。
正確には、１時にテレビの音で目が覚めて「あ、復旧した！」と気づいたというところです。
２４時間停電の体験は記憶している中では初めてのことでした。
油断大敵！「もっと危機感を持ちなさい」という天からのお告げだったのでしょうか。
沢山の気づきがありました。

今は午後夕方４時頃～夜にかけての仕事なので、帰宅時の風景が興味深いものでした。
以下、時系列で。

９月３０日（日）
午後８時頃から豪風雨。
午後１１時半頃、停電。
湯舟や鍋・やかんにお水を貯める。（水の確保）
市からスマホへ通知があり、川の増水により某地区に避難勧告が出る。
お隣さんとラインで連絡とりながら、一人暮らし同士励ましあう。

１０月１日（月）
午前２時頃、暴風が収まる。
日中、停電が続く。
そのうち復旧するだろう、と思いながら過ごす。
午後３時過ぎ職場へ向けて家を出る。
世間はいたって普通。
仕事場がある地域は停電もなく街の明かりもあり普通の日常が広がる。

午後８時、仕事を終えて帰宅する。
途中の風景は停電もなくいたって普通。
スーパーに寄って、すぐに食べることができるカップ麺やパン類を購入。

友人から「今日の復旧はないらしい」という連絡をもらっていたので、「もしかするともう復旧しているかも！」と期待しながらの帰宅。
しかし、ある場所から自宅方面が真っ暗。
山や森が真っ暗闇なのは特に何も感じないが、家々が立ち並ぶ地区が真っ暗というのは不気味でした。

ただ、いいこともありました。
空を見上げるとそこには満天の星空が広がっていました。
美しかったですね～～～。
一瞬憂鬱感から解放されました。

午後９時過ぎ、家に到着。
食事をして早々に寝ることにする。

１０月２日（火）午前１時頃。
音で目が覚める。
室内の電気とテレビがついていた。
「復旧したんだ！早かったなあ」とホッとして電気を消して就寝。

今回の停電を通して、最低限の必需品について再点検できました。
また、断水しなかったことが本当に助かりました。
停電も辛いけれど、断水はもっと辛い。

「自分のところは大丈夫」じゃないという意識。
今回は２４時間の停電だけでした。
被災地の方々からみると微々たるもののうちに入らないレベルですね。
それでも、自分の意識を考えるには貴重な体験となりました。

今週末、台風２５号が来ますね。
影響があるないに関係なく注意していたいと思います。

以下の写真は、１０月１日（月）
夜９時半頃の台所での様子、カセットコンロ大活躍です。
夫が独身中から使ってる年季物です。
今夜の晩御飯はカップ麺。